ニュース
「フロッピーなどで提出」規制、1024件→55件に 河野太郎氏が報告 国への申請など
デジタル庁が進めているアナログ規制の見直しをめぐり、フロッピーディスクなどの専用媒体で報告書や申請の提出を求めていた1024件の規制のうち969件を改め、オンライン提出・申請ができるようになったと、河野太郎デジタル大臣。
デジタル庁が進めているアナログ規制の見直しをめぐり、フロッピーディスクなどの専用媒体で報告書や申請の提出を求めていた1024件の規制のうち969件を改め、オンライン提出・申請ができるようになったと、河野太郎デジタル大臣が3月12日にXで報告した。6月までの撤廃を目指す。
経済産業省も1月、デジタル庁の方針に則り、フロッピーディスクなど記録媒体を指定する規制を見直すための省令改正を実施。媒体名を「電磁的記録媒体」などの抽象的な規定にすることで、クラウドサービスなどを利用できるようにした。
政府のデジタル臨時行政調査会は2022年12月、「フロッピーディスクなど専用媒体への記録を指定する」「目視による調査」「対面による講習」など、アナログな手続きを規定する法令が約1万条項あることを報告。順次、見直しを進めてきた。
関連記事
- 霞が関からも消えるフロッピーディスク 記録媒体も世代交代 経産省が除外
行政手続きの現場から、フロッピーディスク(FD)やCD−ROMが名実ともに消える。 - 「フロッピー使用」義務付ける規定を廃止 経産省が省令改正
経済産業省は1月22日、フロッピーディスク(FD)など、記録媒体を指定する規制を見直すため、同省所管の省令改正を実施した。媒体名を「電磁的記録媒体」などの抽象的な規定にすることで、オンライン対応が可能になる。
Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.