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幻のコーヒー「コピ・ルアック」、完全無人カフェで提供 “ジャコウネコの糞”から豆を採取
完全無人コーヒースタンド「root C」を展開するNew Innovationsは、幻のコーヒーと呼ばれる「コピ・ルアック」の提供を始めた。ホットとアイスを用意し、価格は1200円。
完全無人コーヒースタンド「root C」を展開するNew Innovations(東京都江東区)は3月18日、幻のコーヒーと呼ばれる「コピ・ルアック」の提供を始めた。「東京ソラマチ 1F イーストヤード10番地 ソラマチ商店街」の店舗限定メニューとして提供。ホットとアイスを用意し、価格は1200円。
コピ・ルアックは完熟したコーヒーの実を食べたジャコウネコの糞から採取した未消化のコーヒー豆を焙煎したコーヒー。その生産過程は特殊であるため、生産量が極めて少ない。非常に希少であることから、世界で最も貴重な幻のコーヒーともいわれる。
New Innovationsは、コピ・ルアックの味について「ジャコウネコの消化器官で酵素の作用を受け、腸内で発酵し排せつされることで、ムスク香のような独特で複雑な香りと、芳醇な味わいが生まれる」と説明。root Cでは、野生のジャコウネコによる生産が証明された豆を使い、コーヒーを提供するという。
root Cはスマートフォンアプリから時間を指定して注文でき、ユーザーの受け取り時間に併せていれたてのスペシャルティコーヒーを提供する完全無人営業のコーヒースタンド。18日時点で東京都や神奈川県、大阪府で全11台を展開中。
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