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メガネレンズの取り扱い停止、相次ぐ ZoffやJINSなどが発表 原因は「レンズメーカーのシステム障害」
複数のメガネショップにて、一部レンズの取り扱いが一時停止する事態が相次いで発生している。店側は一時停止の原因について「あるレンズメーカーがシステム障害を起こしたため」とそれぞれ説明している。
複数のメガネショップにて、一部レンズの取り扱いが一時停止する事態が相次いで発生している。4月4日午後4時時点で、ZoffやJINS、眼鏡市場、OWNDAYSなどが発表しており、取り扱いの再開は未定としている店もある。店側は一時停止の原因について「あるレンズメーカーがシステム障害を起こしたため」とそれぞれ説明している。
例えばZoffは1日、「一部累進レンズ(スタンダードタイプ(中近両用)/ハイクラスタイプ(遠近両用・中近両用))、くもり止めレンズ、スマホアシストレンズの取り扱いを一時停止する」と発表。再開は未定としている。他にも、OWNDAYSでは特注レンズの納期が通常5〜10日であるところ、3週間程度かかると公表するなど、各メガネショップで影響が生じている。
各店側はどのレンズメーカーが原因なのか詳細は報告していないが、レンズメーカーのHOYA(東京都新宿区)は3月30日から、社内システムで障害が起きていると発表。4月4日に発表した調査結果によると、この障害は「第三者による当社サーバへの不正アクセスに起因する可能性が高い」と公表している。
この影響により、複数の製品で生産工場内のシステムや受注システムが停止し、4日時点では在庫出荷などの業務は手作業で対応しているという。なお、機密情報や個人情報の外部流出の可能性は現時点では調査中としており「解析には相当の日数を要する見込み」(同社)としている。
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