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コラム

「Evernote」は終わるどころかAI機能が追加され進歩している件(2/3 ページ)

Evernoteの日本法人解散というニュースが4月27日に流れました。今回の件がEvernote全体に何か影響があるとかというと「ほぼ何もない」ということでいいでしょう。

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 このEvernoteのAI機能については、あまり紹介されていませんので、ここで紹介しておきましょう。EvernoteのAI機能ですでに一部のユーザーで実装が始まっているのが、「AI検索」と「AI編集」です。

AI検索

 正直、AI検索については“まだまだ”というところもあるのですが、これまでの検索では苦手だった期間を指定しての検索は楽になりました。もちろん、期間とキーワードを組み合わせての検索も可能です。

 その精度については、まだまだ改善してほしいところではありますが、PDF内部のテキストもすでに検索対象になっているのはすばらしいところです。

AI編集

 AI検索と比較すると、より実務でも使えそうなのがAI編集です。そもそも生成AIの得意な領域ですから、当然といえば当然です。

 AI編集が利用可能なのは、ノートのテキスト。

 AI編集でできることは以下の内容です。

  • 要約(段落、拡張、箇条書き、ツイッター、メール)
  • 誤字を修正
  • 執筆支援(序論、結論、タイトル)
  • 翻訳
  • トーンを変える(この機能はまだ利用できませんでした)

 実際に使ってみた画面は以下のようになります。実行させるとAIがテキストを自動的に編集して、コピーできるようになります。


要約

執筆支援(序論)

英文への翻訳

「トーンを変える」はまだ使用できなかった

 中でも、これはけっこう使えるなと思ったのが、Xの文章作成とメールの作成です。

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