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マンガのAI翻訳スタートアップが29億円調達 小学館や政府系VCなど出資
AIを活用した漫画の翻訳・ローカライズツールを手掛けるオレンジが、小学館やベンチャーキャピタルから29億2000万円を調達したと発表した。資金は自社ツールを用いた漫画翻訳事業の拡大などに充てるという。
AIを活用した漫画の翻訳・ローカライズツールを手掛けるオレンジ(東京都港区)は5月7日、小学館やベンチャーキャピタル(VC)から29億2000万円を調達したと発表した。資金は自社ツールを用いた漫画翻訳事業の拡大などに充てるという。
小学館に加え、ベンチャーキャピタルのグロービス・キャピタル・パートナーズ、ANRI、SBIインベストメント、三菱UFJキャピタル、みやこキャピタル、政府系VCのJICベンチャー・グロース・インベストメンツなどから調達した。
オレンジは翻訳事業の拡大により、今後月間500冊の漫画を英訳できる体制を目指す。さらに、訳した漫画を販売する電子書籍プラットフォームも今夏米国で立ち上げるという。
オレンジは2021年創業。3月には米国法人も設立した。今回の発表に伴い、自社の事業を紹介する漫画「がんばれオレンジくん」も公開している。
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