PayPayで障害発生、「決済できない」報告相次ぐ ランチの時間帯を直撃【復旧済み】
コード決済サービス「PayPay」で5月15日の昼頃から障害が発生している。障害の発生時間や規模など詳細は不明だが、X(旧Twitter)には「PayPay障害」がトレンド入り。複数のユーザーから「アプリが使えない」などの報告が相次いでいる。
コード決済サービス「PayPay」で5月15日の昼頃から障害が発生している。障害の発生時間や規模など詳細は不明だが、X(旧Twitter)には「PayPay障害」がトレンド入り。複数のユーザーから「アプリが使えない」などの報告が相次いでいる。
編集部で確認したところ、アプリを立ち上げようとしても「エラーが発生しました」と通知されるだけで、バーコード/QRコードは表示できない状態が続いている。ちょうどランチの時間帯でもあることから「PayPayの障害でランチが支払えない」「現金持っててよかった」などの声も上がっている。
なお、PayPayでは15日から「セブン-イレブン PayPayお買い得市」がスタートしており、それとの関連を指摘する声もある。これは、セブン-イレブンの対象商品をPayPayで支払うと最大20%、セブン-イレブンアプリ内のPayPay機能で支払うと最大30%ポイント還元するキャンペーンとなっている。
PayPayには障害時に利用できるオフライン支払いモードが搭載されているが、同機能で支払えたという声もあれば、うまく切り替わらないとする投稿もあった。なお、オフライン支払いモードは、店舗側が「ストアスキャン」方式(スマートフォンに表示されたコードをカメラやバーコードリーダーで読み取る方式)に対応している必要があり、QRコードをスマートフォンのカメラで読み取る「ユーザースキャン方式」では利用できない点に注意したい。
追記(5月15日午後4時半)
PayPayは、X公式アカウントで障害について報告。午後3時半に復旧したとしている。
Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.
関連記事
PayPay、スマホ回線が不安定でも支払える機能強化 1回上限5000円→5万円に引き上げ
PayPayは、インターネットに接続できない状況化でも決済が可能な「オフライン支払いモード」の上限を拡大した。これまで、1回あたり上限5000円の決済が可能だったが、上限5万円までに引き上げる。
業界初、PayPayが「オフライン決済」に対応 ネットがない環境でも支払い可能に
PayPayが、通信障害時やインターネット回線が不安定、あるいは使用できない環境でも支払える、オフライン決済機能を搭載する。同機能は、国内の主要コード決済サービスとしては業界初としている。
LINEヤフー、韓国ネイバーとの委託関係を終了へ PayPayとLINEのアカウント連携も延期に
LINEヤフーがネイバーへの業務委託を撤廃することを決めた。これは2023年度通期および第4四半期決算会見で明かしたもので、LINEヤフーが進めていたLINEとPayPayのアカウント連携についても、社内のセキュリティガバナンス強化の優先を理由に、2024年度中としていた計画時期を見直す。
PayPayで障害 20%還元初日 利用者集中が原因か
コード決済サービス「PayPay」の20%還元キャンペーンが12月4日にスタートしたが、同日正午過ぎから障害が発生し、利用しづらい状態になった。【更新】
セブン-イレブン公式アプリ、12月中旬からPayPay搭載
スマートフォンアプリ「セブン‐イレブンアプリ」内の決済機能に、モバイル決済サービス「PayPay」が12月中旬から搭載。全国のセブン-イレブンでの支払いに利用できる。
