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15日のPayPay大規模障害は「サイバー攻撃によるものではない」 原因は?
PayPayは5月15日昼に起きた大規模障害について、原因の調査結果を発表した。サイバー攻撃によるものではなく「ユーザーのアプリと決済システムの間にある、中継サーバでのデータチェックが高負荷となり、アプリの機能処理に影響が発生した」(同社)ことによる障害だったという。
PayPayは5月21日、15日昼に起きた大規模障害について、原因の調査結果を発表した。サイバー攻撃によるものではなく「ユーザーのアプリと決済システムの間にある、中継サーバでのデータチェックが高負荷となり、アプリの機能処理に影響が発生した」(同社)ことによる障害だったという。
障害は15日午前12時15分から午後3時半ごろに発生したもの。ランチタイムを直撃し、SNSでは決済ができないことに対する不満の声が続出した。同日には、金融庁からPayPayに対し原因究明と原因の周知を求める指示があったことも、林芳正官房長官の会見で明らかになった。
PayPayはシステム構成の再点検などの対策により再発防止を目指すとしている。
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