速報
Microsoft、YouTubeなどの動画のAI採用リアルタイム吹き替え機能をEdgeで提供へ
Microsoftは「Build 2024」で、「Edge」のリアルタイム翻訳機能を発表した。AIを採用し、YouTubeやロイターの動画を音声吹き替えと字幕で翻訳する。間もなく利用可能になり、将来的には日本語もサポートする見込み。
米Microsoftは5月21日(現地時間)、開発者向け年次開発者会議「Microsoft Build 2024」の基調講演で、Webブラウザ「Edge」のAIによるリアルタイム翻訳機能を発表した。YouTubeなどの動画を、音声吹き替えと字幕でリアルタイムで翻訳する。
YouTube、LinkedIn、Reuters、CNBC News、Bloomberg、Courseraなどので間もなく利用可能になる。
まずは、スペイン語から英語、英語からドイツ語、ヒンディー語、イタリア語、ロシア語、スペイン語、スペイン語と韓国語から英語への翻訳をサポートし、将来的には他の言語でも利用可能にしていく計画だ。
Edgeには昨年12月にYouTube動画を要約する機能が追加されたが、この機能は動画のトランスクリプト(音声のテキスト化)に依存しているため、すべての動画で利用できるわけではない。
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