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「Edge」で使ってみないと分からない「Windows Copilot」の進化(1/2 ページ)

Copilotといえば「副操縦士」という意味ですが、生成AI以降、その意味は変わってしまいました。そのCopilotをいう名称を多く使っているのが米Microsoftです。

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 Copilotといえば「副操縦士」という意味ですが、生成AI以降、その意味は変わってしまいました。「GitHub Copilot」といえば、生成AIがプログラミングをサポートしてくれるサービス。そして、そのCopilotをいう名称を多く使っているのが米Microsoftです。

 企業向けの利用が中心となる「Copilot Microsoft 365」、ブラウザをサポートするEdgeの「Copilot」、検索エンジンであるBingの「Bing Copilot」、そしてWindows 11に搭載された(一応まだプレビュー)「Windows Copilot」。で、Microsoft Copilotという名称が意味するものはなんでしたっけ? という感じになっております。

 中でも、ユーザーに直接的な影響を与えるものとしては、やっぱりOSそのものにぶら下がるWindows Copilotが強力です。OSと連動しているので、単に何かを教えてくれるだけではなく、最適なアプリを勝手に起動してくれるところまでやってくれるわけです。

 例えば、デスクトップを表示しているときにWindows Copilotを起動すると(ショートカットはWindowsキー+C)見慣れたCopilotの画面に「スクリーンショットを撮る」という項目が追加されています。それを選ぶと、Windowsのスクショのための標準ツールである「Snipping Tool」がもう起動するというわけです。


デスクトップを表示しているときにWindows Copilotを起動すると「スクリーンショットを撮る」という項目が出てくる

 つまり、質問がWindowsに関することだったりすると回答するとか、おすすめのアプリを紹介するとかではなくて、もうこのアプリのこの機能をですよとやって見せてくれるところまできているのです。Windows Copilotの場合、まだそれがExcelの画面などでは、そこまで手が回っていない感じですが、たぶん時間の問題でしょう。


Excel画面のWindows Copilot

 そして、今回ご紹介したいのが使うブラウザによって、Windows Copilotの挙動はもう変わっているという話です。

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