流出した「Google検索」の社内文書、グーグルが本物と認める
Googleの検索部門内部から大量に漏えいしたとされるAPIドキュメントに関する内容がSEO専門家によって明らかになった件について、米The VergeはGoogleが漏えいした内容が本物であると認めたと報じている。
Googleの検索部門から大量に漏えいしたとされるAPIドキュメントについて、Googleが本物であると認めたとThe Vergeが報じている。これは、SEOの専門家である米SparktoroのRand Fishkin氏、米iPullRankのMike King氏によって存在が明らかにされたもので、当初Googleはこの資料についてコメントを拒否していたという。
報道によると、問題となっている文書には、Googleが追跡しているデータの詳細が記されており、その一部は同社が厳重に管理している検索ランキングのアルゴリズムに利用されている可能性があるという。
Googleの広報担当者であるDavis Thompson氏は、The Vergeの取材に対し「文脈を無視したり、時代遅れであったり、不完全な情報に基づいて検索について誤った仮定をすることには注意を促したいと思います」「私たちは検索の仕組みや、システムが重視する要素の種類について広範な情報を共有しており、同時に結果の操作からその整合性を守るための取り組みも行っています」とコメントしている。
資料は、クリック数やChromeのユーザーデータなど、Google検索でのWebページランキングには影響しないと同社関係者が述べているデータをGoogleが収集し、利用している可能性があることを示唆しているという。
The Vergeは、膨大な資料のどの部分が検索結果のランク付けに使用されているのかは不明で、情報が古かったりトレーニングにのみ使われていたり、収集はされたが検索には使われていない可能性もあるとしつつ、公になった情報はSEO、マーケティング、出版業界全体に波紋を呼ぶ可能性が高いと説明している。
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