速報
Google、アフリカとオーストラリアを直結する初の海底ケーブル敷設
Googleは、アフリカとオーストラリアを直結する初の海底ケーブルを敷設すると発表した。ケーブルはスワヒリ語で団結を意味する「Umoja」と名付けられた。
米Googleは5月24日、アフリカとオーストラリアを直接接続する初の光ファイバールート「Umoja」を発表した。
Umojaは、ケニアから南アフリカのヨハネスブルグ(2月にGoogleのデータセンターが開設された)までは陸路で、そこからオーストラリアまでは海底ケーブルだ。
Umojaとはスワヒリ語で団結を意味する。Googleは「Umojaにより、アフリカ諸国が相互に、さらには世界の他の国々とより確実につながれるようになる」と語った。
Googleは2019年にはアフリカと欧州を結ぶ海底ケーブル「Eauiano」も発表している。
Googleの発表文にはケニア駐在米国大使のメグ・ホイットマン氏も「信頼性と回復力のあるデジタルインフラに支えられた最新技術へのアクセスは、経済機会の拡大に不可欠」とコメントを寄せた。
Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.
関連記事
Google、日本とハワイを直結する海底ケーブル他の構築に1500億円投資
Googleは、日本に届く新たな2本の海底ケーブル構築に10億ドル(1500億円)を投じると発表した。NECやKDDIなどと協力する。現在米国本土とフィジーを繋いでいるケーブルをハワイまで延伸することで日本と米国本土のデジタル接続の可用性も高まるとしている。
FacebookとGoogle、米国と東南アジアを結ぶ新海底ケーブルを計画
Facebookは北米、インドネシア、シンガポールを接続する2本の新海底ケーブル「Echo」と「Bifrost」の計画を発表した。EchoにはGoogleも投資する。実現すれば太平洋のトラフィック容量を70%増加できる見込みだ。- 世銀グループ、アフリカのネット接続に1億6450万ドルの融資
アフリカ東部・南部は「世界で唯一」ブロードバンド接続が整備されていない地域。今回の融資は、同地域25カ国を対象としたプロジェクトの第一弾となる。 - Google、ルワンダ政府・ケニア教育ネットワークと「Google Apps」提供で提携
Googleが、ルワンダ政府やケニアの教育機関などにサービスを提供する。


