ペルチェ素子で身体を冷やす ミズノ「アイスタッチデバイスベスト」発売
ミズノは、ペルチェ素子のデバイスを3つ搭載し、暑い場所で身体を冷やすベスト型ワークウエア「アイスタッチデバイスベスト」を、直販サイトと法人向けに発売する。
ミズノは、ペルチェ素子のデバイスを3つ搭載し、暑い場所で身体を冷やすベスト型ワークウエア「アイスタッチデバイスベスト」を、直販サイトと法人向けに6月20日に発売すると発表した。
ベストとペルチェデバイス、モバイルバッテリーは別売り。それぞれオープン価格で、実売予想価格(税別)は、ベスト単体が6000円前後、ペルチェデバイス3個セットが1万1000円前後、モバイルバッテリーが3300円前後。
背中と両脇下の3カ所に、ペルチェ素子のデバイスを搭載。冷却モードは強・中・弱の3段階を切り替えられる。強モードで環境温度30度・湿度60%の場合、1分後に冷却面が約14.3度低下するという。
同社は、暑い環境でプレーするアスリートのパフォーマンスを支えるため、身体の各部位を冷やした時の身体への影響の大きさを色で示した「COOLING BODY MAP」を、広島大学との共同研究で作成。このマップを基に、ペルチェデバイスを冷却効果の高い背中と両脇下に配置することで、効率的に冷やすという。
ベストの生地にはスイムキャップで使われる伸縮性のあるメッシュ素材を採用。ペルチェデバイスやバッテリーを取り外せば洗濯できる。
また、首に巻くタイプの「アイスタッチデバイスネック」(ペルチエデバイス3個搭載)、頭にかぶる「アイスタッチデバイスインナーキャップ」(同1個搭載)も6月末に発売する。それぞれ実売予想価格は、ネックが5500円前後、インナーキャップが3500円前後。
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