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郵便料金が10月に値上げ 封書は84円→110円、レターパックは370円→430円に 「デジタル化で郵便物数は右肩下がり」
日本郵便は、郵便物の料金を10月1日から値上げすると発表した。定形郵便部については25g以下なら84円→110円に、25gより重くて50g以下の場合は94円→110円に改定する。
日本郵便は6月13日、郵便物の料金を10月1日から値上げすると発表した。定形郵便物については25g以下なら84円→110円に、25gより重くて50g以下の場合は94円→110円に改定する。
日本郵便は値上げの理由について「昨今のデジタル化の進展などにより、郵便物数は、2001年度をピークに大きく減少しており、今後も、右肩下がりの傾向が継続していくことが見込まれる」と説明。今後も郵便サービスを安定的に提供するには、郵便料金を引き上げせざる得ない状況にあるとしている。
定形郵便物以外にも、通常はがきの料金を63円→85円に値上げ。他にも「レターパックライト」は370円→430円、「レターパックプラス」は520円→600円、「スマートレター」は180円→210円、速達は250gまでが260円→300円、250g超1kgまでは350円→400円、1kg超は600円→690円、50g以下の定形外郵便物(規格内)は120円→140円にそれぞれ値段を引き上げる。
改定後の料金を反映した郵便はがきや普通切手が9月2日から販売予定。旧料金のものは9月30日に販売を終了する。
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