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「いきもの電球」京セラが発売 水族館で使われる生体に優しいLED照明を家庭向けに

京セラは、これまで水族館など業務用に販売していたCERAPHICブランドのLED照明を個人向け商品「いきもの電球」として販売すると発表した。

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 京セラは6月17日、LED照明「CERAPHIC(セラフィック)」の新製品として、植物や魚の育成と鑑賞に特化した個人向け商品「いきもの電球」を発表した。24日に発売予定で、直販価格は1万7600円。


「いきもの電球」使用イメージ

 白色で色温度4000K(ケルビン)の“昼下がりの光”、昼白色5000Kの“日中の太陽の光”、そして昼光色6500Kの“曇りの日の光”の3種を用意。一般的なE26口金に装着できる。定格寿命は3万時間(設計値)。3年間の保証が付く。

 一般的なLED照明は、赤、緑、青(RGB)の光を混ぜたり、青色LEDを黄色蛍光体で覆ったりすることで白色の光を表現するが、CERAPHICは紫色LEDとRGB蛍光体を使用。これにより1つのチップの中にあらゆる光の波長を含めることができ、自然光に近似した、生体に優しく鮮やかな光になるという。

 京セラはこのLED照明をCERAPHICブランドで2006年から業務用に展開し、現在では全国各地の水族館や動物園、美術館などに採用されている。中には“正しく見える光”として、手術用照明に採用するケースもあるという。


一般的なE26口金に対応する

白色、昼白色、昼光色の見え方比較

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