「これはこれで…」「令和最大のインターネット老人会」 2007年に戻れる「ニコニコ動画(Re:仮)」がエモいと話題に
サイバー攻撃を受けてサービスを停止している「ニコニコ」の代替として、6月14日に突如リリースされた「ニコニコ動画(Re:仮)」(にこにこどうが りかり)。2007年ごろに人気だった動画をピックアップしたことで、古参ネットユーザーたちから歓迎されているようだ。
ニコニコ動画(Re:仮)は、ニコニコのサービスが停止している間も「ユーザーが交流できるように」とニコニコの開発チームが自ら提案し、3日という短期間で作り上げた、まさに急ごしらえの動画配信サービスだ。アカウントがなくても無料で視聴できる。
サーバの負荷を考慮し、機能は大幅に削った。できることといえば、動画再生とコメント、それから「つりっくま」(ニコニコ生放送の人気ゲーム)くらい。視聴できる動画も過去にニコニコ動画に投稿された作品の一部に限られるという。
動画は特定のテーマに沿って機械的に選ばれる仕組みで、現在のテーマは「懐かしのあの動画」。「バラライカ」「ハレ晴レユカイ」(06年放送アニメ『涼宮ハルヒの憂鬱』ED)など、主に2007年に人気だった動画がずらり。トップページに並ぶのは10本だが、画面下部の「動画一覧の再読み込み」をクリックすると別の動画に切り替わる。
動画の検索などはできず、コメントもサーバ負荷の観点から文字数制限を設けている。また、現在表示できるコメントはニコニコ動画(Re:仮)上で投稿されたものだけで、そのコメントはニコニコ動画が復旧した後に反映されない、といった制約もあるようだ。
しかし、サービスを始めた頃の「ニコニコ動画(仮)」を思わせるシンプルなデザインと懐かしい動画の数々は、古くからのネットユーザーの心を掴んだようだ。X上では「これはこれで……」「あまりにも濃厚な2007年感が広がってて感動で涙出そう」「令和最大のインターネット老人会」など好意的な声が目立つ。
さらには「あの頃を思い出しながら久しぶりにニコニコ見ようとかな」「やべーーーーなつかしい。ニコニコに戻ってみようかな」といったコメントも。かつてのユーザーを呼び戻す効果も期待できそうだ。
ニコニコ動画(Re:仮)に今後、機能を追記する予定はない。ただし、動画をピックアップするテーマは定期的に変更する予定だという。
なお、各動画の最後には、「提供」として運営のメッセージが登場する。「ユーザーの皆様、ニコニコ復旧にご声援をいただき、ありがとうございます」「ニコニコシステムを再起動しています。いましばらくお待ちください」──今回の再起動は1カ月以上かかる見通し。懐かしい動画でも見ながら気長に待ちたい。
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