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デジタル庁、マイナカードの「認証アプリ」公開 オンラインの本人確認にICチップ活用 何が変わる?(3/3 ページ)

デジタル庁は6月21日、オンラインサービスの本人確認にマイナンバーカードのICチップを使えるようにする「デジタル認証アプリ」をリリースした。カード内のIC情報を使うことで、より正確な本人確認ができるようになる。

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「マイナカードのスマホ搭載」が本命に

 先日、iPhoneのマイナンバーカード搭載が発表されたが、これは認証アプリにも効果がある。今回のアプリだと、内部にマイナンバーカードのIC情報を保持するわけではないので、銀行口座の開設やアカウントの登録など、都度マイナンバーカードを読み取る必要がある。

 しかし、マイナンバーカード機能がスマホに搭載されるようになれば、アプリは認証時にスマホに搭載されたデジタルなマイナンバーカードを使って認証することができるという。この連携については、iOS/Androidともに2025年のiPhone搭載以降になるという。当面は、認証ごとに物理カードが必要になるので覚えておきたい。

 スマホへのマイナンバーカードの取り込みで、スマホだけ持っていれば対面と非対面どちらの認証も完了できる世界になってくる。そうなれば、マイナンバーカードは大切に収納しておいて問題ない。一方、認証時に「その情報はここで渡して良いのか?」など、ユーザーが認証システムを導入した企業の運用をキチンとチェックする必要もあるだろう。今後もシステムをよく理解して、上手に活用していきたい。

【訂正:2024年6月21日午後0時40分 初出時、21日にリリースと記載しておりましたが、正しくは21日発表、24日公開だったため表記を修正しました】

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