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レゴランド・ジャパン、認定自閉症センターに 日本初
レゴランド・ジャパンは27日、日本のテーマパークで初めて、米国IBCCESから「認定自閉症センター」に認定されたと発表した。
レゴランド・ジャパン(愛知県名古屋市)は6月27日、日本のテーマパークで初めて、米国のIBCCES(国際資格認定・障害教育基準委員会)から「認定自閉症センター」に認定されたと発表した。自閉スペクトラム症を抱える来場者に対し、適切な対応に取り組んでいる施設として認証を受けた。
認証には、従業員の80%以上が試験に合格する必要がある。レゴランドではゲスト対応を行う従業員にトレーニングを受講させ、その後の試験では93%に当たる815人が基準をクリアしたという。
パーク内では、各アトラクションにIBCCESが開発した「感覚ガイド」を設置。そのアトラクションで受ける刺激と強さ(触覚、視覚など5種をそれぞれ11段階)を説明する。刺激の少ない環境で休める休憩スペースも用意した。
この他、アトラクションの待機列に長時間並ぶことが困難な人には、列から離れて過ごせる「アシスト・アクセス・パス」を発行。希望者には、音の刺激を抑えるイヤーマフなどの貸し出しも行う。
レゴランド・ジャパンは「今後もすべての子供たちとその家族が安心して楽しめるよう、継続的な従業員トレーニングやサポート体制を構築する」としている。
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