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Instagramなどの「Made with AI」ラベル、「AI Info」に変更 フィードバックを受け
Metaは、Instagram、Facebook、Threads上に投稿された画像がAIを使って生成したものと検出するとラベルを付ける取り組みを修正した。実際に撮影した写真を加工しただけでもラベルが付くという苦情が上がっていた。
米Metaは7月1日(現地時間)、5月から本格化しているFacebookやInstagram上のコンテンツが生成AIによるものであると検出した場合にラベルを追加する取り組みを修正したと発表した。「Made with AI」ラベルは「AI Info」になる。
Metaは公式ブログで、このラベルは「業界標準の指標に依存」しているが「必ずしも人々の期待と一致していない」と気づいたとしている。
このラベルをめぐっては、実際に撮影した写真に編集アプリで少しレタッチを加えただけでも表示されてしまうという複数の苦情が上がっていた。
今後もそうした写真にも「AI Info」ラベルが付くが、ユーザーはこのラベルをクリックして詳細情報を確認できるようになる。
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