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満月並みに明るい“大火球”、マウナケア上空に出現 すばる望遠鏡のカメラが捉える

国立天文台すばる望遠鏡は10日、米国ハワイ島のマウナケア上空に出現した、満月並みに明るい大火球の映像を公開した。

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 国立天文台すばる望遠鏡は7月10日、米国ハワイ島のマウナケア上空に出現した、満月並みに明るい大火球の映像を公式Xアカウントで公開した。この明るさの火球が出現したのは1年ぶりだという。


だんだん近づいてくる大火球 © NAOJ

 大火球は、8日(現地時間)に出現。すばる望遠鏡のドームに搭載されたフィールドモニターとドームモニター、朝日新聞社と共同で運用している「星空ライブカメラ」がそれぞれ捉えた。

 火球は、いわゆる流れ星の中で、特に明るいものを指す。宇宙空間に無数にただよっている小石のような物体が地球の大気圏に飛び込み、空気の分子と衝突して光を出す。

 すばる望遠鏡は、口径8.2mという世界最大級の一枚鏡と多彩な観測機器を組み合わせた光学赤外線望遠鏡。1997年に米国ハワイ島のマウナケア山頂域に設けられ、以来25年にわたり様々な観測成果をあげてきた。


周囲がぱっと明るくなる

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