Twitterの“X化”から間もなく1年 「利用者数は前年から増加中」と公式がアピール
Xのユーザーデータ情報などを発信する米X社の公式Xアカウント「Data」は、Xのユーザー数が増加傾向にあると発表した。2024年第二四半期のデータとして、1カ月間当たり約5億7000万人がXを利用と公表。前年同期比で約6%増加したという。
Xのユーザーデータ情報などを発信する米X社の公式Xアカウント「Data」(@XData)は7月10日、Xのユーザー数が増加傾向にあると発表した。2024年第2四半期(4月1日〜6月30日)のデータとして、1カ月間当たり約5億7000万人がXを利用していると公表。前年同期比で約6%増加しているという。
全ユーザーのXの利用時間の合計値は、1日当たり約3619億秒に及ぶという。これは前年同期比から8%増加している数値と説明している。また、第2四半期中の1日当たりの動画の再生回数は前年同期比から45%増と大きく伸びており「24年のXを盛り上げているのは動画だ」と指摘している。
Xのリンダ・ヤッカリーノCEOは、この投稿に対して「あなたがXをスクロールしている間、われわれは全力疾走をしている」と返信。イーロン・マスク氏も「1日当たり3620億ユーザー秒!」と反応を示した。
Xを巡っては、23年7月23日(現地時間)にマスク氏が「プラットフォームカラーを青から黒に変える」とし、翌24日には旧Twitterの公式アカウントを現在のXに変更。それから間もなく1周年を迎える現在、当初指摘されていたユーザー離れが進むどころか利用者が増えているとしているが、その中には「インプレゾンビ」(閲覧数稼ぎを目的としたbot群)がどのくらい存在しているのかは、明らかにしていない。
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