速報
AI搭載デザインツール「Microsoft Designer」のiOSとAndroidアプリが正式版に
MicrosoftはOpenAIの「DALL・E」ベースのAIデザインツール「Microsoft Designer」のiOSおよびAndroidアプリを正式版にしたと発表した。日本語もサポートする。写真の背景削除や写真からアバターを生成する機能などがある。
米Microsoftは7月17日(現地時間)、2022年に発表したAI搭載デザインツール「Microsoft Designer」のiOSおよびAndroidアプリを正式版としてリリースしたと発表した。日本語もサポートする。
Microsoft Designerは、米OpenAIの「DALL・E」ベースのツールで、テキストプロンプトで画像やデザインを生成できるというものだ。モバイルアプリでは、ステッカーやグリーティングカード、壁紙、アバターなどを作成できる。
例えば、機能の1つ「Restyle image」では、自分の写真をアップロードしてスタイルを選び、表示したい詳細をテキストで入力することでオリジナルのアバターを生成できる。
写真の背景のぼかしや背景削除なども可能だ。
Microsoftは同日、WordやPowerwPointなどの365アプリでもCopilotを介してDesignerを使えるようにしたことも発表した。Copilot Proの加入者であれば、WordやPowerPoint内でDesignerを使って直接画像を生成できる。
さらに、Windows Insiderプログラム参加者は、同日からWindows 11の「フォト」からもDesignerを利用できるようになる。
Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.
関連記事
「DALL・E 2」採用の新デザインアプリ「Microsoft Designer」無料プレビュー開始
MicrosoftはOpenAIの画像生成AI「DALL・E 2」採用のWebアプリ「Microsoft Designer」を発表した。テキストと画像を使ってInstagram投稿用コンテンツやパンフレットなどをデザインできる。Bingで無料で使える「Image Creator」も発表した。
Microsoft Edgeで「DALL・E 2」採用「Image Creator」利用可能に
MicrosoftはWebブラウザ「Edge」の複数の新機能を紹介した。OpenAIの画像生成AI「DALL・E 2」採用の「Image Creator」が誰でも使えるようになる。Macやスマートフォンとコンテンツをやり取りする「Drop」も追加した。
Microsoftのエンジニア、Copilotによる画像生成の危険性についてFTCに警告
Microsoftの画像生成ツール「Designer」をレッドチームとしてテストしている従業員エンジニアが、このツールに関する懸念を取締役会と米連邦取引委員会への公開書簡としてLinkedInに投稿した。


