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山陽新幹線「500系」27年で営業運転を終了へ 「N700S」追加で“個室”も
JR西日本は24日、山陽新幹線の「こだま」として運用していた「500系」車両の営業運転を2027年で終了すると発表した。
JR西日本は7月24日、山陽新幹線の「こだま」として運用していた「500系」車両の営業運転を2027年で終了すると発表した。理由は「車両の老朽化」としている。
500系は1997年3月のダイヤ改正に伴い営業運転を開始。当時国内最速の時速300kmで新大阪〜博多間を最短2時間17分で結んだ。2008年からは「こだま」として活用していた。
N500系の代わりに、これまで「のぞみ」として運用していた「N700系」16両編成を8両編成に改造して運用する。これにより、地震時のブレーキ距離の短縮など、安全性や安定性が向上するという。
のぞみには「N700S」を追加投入する。JR東海が4月に公表したが、完全個室タイプの座席を2026年度から順次導入するとしている。
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