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キヤノンの新しい“2つのハイエンド”は何がすごいのか? 「EOS R1」「EOS R5 Mark II」を見てきた荻窪圭のデジカメレビュープラス(3/6 ページ)

キヤノンが発表した「EOS R1」「EOS R5 Mark II」。実機を触る機会があったので、ちょっと感想がてら解説を。

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 AFはどちらもトラッキング性能が向上したほか、人物に関するAFがすごく強化されている。

 ユニークなのは「アクション優先」AF。主要な動きをしたものを優先して合わせにいく機能で、ターゲットはスポーツだ。


AFの被写体検出に「アクション優先」が設定された(画面はEOS R5 Mark II)

アクション優先の対象はこの3つの集団球技となる(画面はEOS R5 Mark II)

 アクション優先をオンにし、対象となる競技を選ぶ。今のところ「サッカーとバスケットボールとバレーボール」だ。ラグビーやアメフトには今のところ未対応。

 多くの人がファインダー内に出たり入ったりする集団球技のため、よりニーズがあるのだ。

 また、登録した人物を優先して追う機能も付いた。これもまたスポーツなど多くの人が同時にファインダーにはいってくるようなとき、撮りたい人物に優先して合わせてくれるもの。


登録した人物に優先してフォーカスを合わせる「登録人物優先」検出もあり(画面はEOS R5 Mark II)

 スポーツ撮影に強いEOS-1という伝統を強化し、より実用的な機能を開発してきたな、と感じる

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