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OpenAI、今年の年次開発者会議「DevDay」では「GPT-5」を発表しないと予告
OpenAIは、今年の年次開発者会議「DevDay」を世界の3カ所でロードショー形式で開催すると発表した。また、「以前トレーニングを開始したと話した次の大きなモデルを待っていると思うが」そこには焦点を当てないとしている。
米OpenAIは8月5日(現地時間)、年次開発者会議「DevDay」のスケジュールを発表した。昨年は11月7日に米カリフォルニア州サンフランシスコで大規模イベントとして開催したが、今年はサンフランシスコで10月1日に、英ロンドンで10月30日に、シンガポールで11月21日に、いわゆるデベロッパーロードショー形式で行う。
参加申し込みページには「開発者の皆さんは、以前トレーニングを開始したと話した次の大きなモデルを待っていると思うが、これらのイベントでは、APIと開発ツールの進歩、開発者コミュニティがプラットフォームで構築してきたものに焦点を当てる」とあり、次世代LLM「GPT-5」(仮)の発表はなさそうだ。
各イベントでは、ワークショップ、セッション、デモ、開発者紹介などが予定されている。参加登録料は450ドルで、申込みは8月15日までだ。
昨年のDevDayでは「GPT-4 Turbo」、ノーコードで「ChatGPT」のカスタム版を作れる「GPTs」、アプリに「アシスタント」を埋め込める「Assistants API」などが発表された。
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