速報
Grokで画像生成した“機関銃を撃つミッキー”などがX上に
xAIの「Grok-2」の画像生成機能で生成したという著作権や肖像権を侵害している可能性のある画像がX上に登場し始めている。「DALL・E」などでは生成を拒否される著名アニメキャラクターや著名人の画像だ。
米Xが8月13日(現地時間)にプレミアム会員向けに提供を開始した米xAIの「Grok-2」「Grok-2 mini」で生成した多数の画像がX上に投稿されている。その中には、“機関銃を撃つミッキーマウス”や“ドナルド・トランプ前米大統領と手を繋いで微笑むテイラー・スウィフト”など、著作権や肖像権を侵害する可能性のある画像が散見される。
この他にも“コカインをキメるビル・ゲイツ氏”や“トランプ氏にナイフを突きつけるバラク・オバマ氏”などに見える画像もある。
xAIの利用規約には、ユーザーは「入力内容で言及または記載されている識別可能な自然人全員から、当該自然人の名前、声、肖像を本サービスおよび本規約で想定されている方法で使用することについて書面による同意を得ており、当該自然人は当該使用に関連して発生する可能性のあるあらゆる責任からお客様を免除している」ことを証明する必要があるとなっているが、少なくとも上の3つ目の画像が“当該自然人”から書面による同意を得ているとは思えない。
ちなみに、ChatGPT(DALL・E 3)に個人名を挙げて絵を描くよう頼むと「特定の有名人を直接描写する画像は作成できません」と断られるし、ミッキーマウスの絵についても「申し訳ありませんが、ミッキーマウスのような著作権で保護されたキャラクターの画像を作成することはできません」と断られる。
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