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動画カメラの“本命”か──ソニー「ZV-E10 II」はスマホ世代に向けた秀逸な入門機荻窪圭のデジカメレビュープラス(2/8 ページ)

個人の見解であるが、ソニー「VLOGCAM」シリーズの本命がやってきた、といって過言じゃないと思う。「ZV-E10 II」だ。

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 操作系もVLOGCAMならではの工夫がなされている。

 真上から見るとよく分かる。


上面から。中央にマイクがあり、アクセサリシューにウインドスクリーン(写真左上)を装着できる

 シャッターボタンの回りに注目。

 電源スイッチとズームレバーを設置。電源スイッチはZV-E10では本体正面のスライドスイッチだったが、ZV-E10 IIではシャッターボタン回りに設けられ、グリップしたまま手探りでさっとオン/オフできる。

 特徴的なのはズームレバー。電動ズームレンズ(レンズキットの薄型レンズがそれだ)なら、レバーでズーミングできる。

 標準ズームレンズを使っている限り、使用感はほぼコンパクトカメラだ。動画撮影時も電動ズームはズーミングが安定するのでいい。


グリップ部のアップ。シャッターボタンの回りにズームレバーと電源スイッチを配置

 2番目の特徴は撮影モードダイヤルがないこと。

 あるのは静止画・動画・スロー&クイックの3つのポジションがあるスライドスイッチだけだ。PとかAとかSとかそんなこと知らなくても使えるよ、というメッセージだ。

 各種撮影モードはメニューから選ぶことができる。簡単な解説付なのも初心者向きでいい。


撮影モードはメニューから切り替える。それぞれに解説と例が入るので分かりやすい

 3番目の特徴はマイク。

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