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MIXIがサービス終了する予定だったカラオケアプリ、「ジャンカラ」運営企業が買収→継続へ 「ユーザーの大切な居場所」
カラオケチェーン「ジャンカラ」を展開するTOAIが、MIXIのカラオケアプリ「KARASTA(カラスタ)」を買収した。MIXIは、2月にKARASTAのサービス終了を発表していた。
西日本を中心にカラオケチェーン「ジャンカラ」を展開するTOAI(京都市中京区)は8月19日、MIXIのカラオケアプリ「KARASTA(カラスタ)」(iOS、Android)を買収したと発表した。MIXIは、2月にKARASTAのサービス終了を発表していた。
9月上旬をめどに、KARASTA内で停止しているコイン販売やVIP機能といったサービスを復活させる。冬にはTOAIが運営するカラオケアプリ「UTAO」と統合する予定だ。「オンラインとオフラインにおけるカラオケ体験を大胆に融合させ、これまでにない唯一無二のカラオケ体験を提供する」としている。
TOAIによると、MIXIがKARASTAのクローズを発表した後、ユーザーから「今まで歌った投稿や配信アーカイブが消失してしまう」「フォロワーとのつながりを失う」といった声が上がっていたという。「KARASTAユーザーの大切な居場所を維持継続できないか、MIXI社と協議した結果、今回の事業承継へと至った」(TOAI)
KARASTAは、2018年11月にカラオケを中心とするコミュニティアプリとして登場。利用者はカラオケを楽しめる他、「歌ってみた」動画をすぐに作成してアップロードできるのが特長だった。MIXIによると「プロを目指す歌い手から、純粋にカラオケや音楽を楽しむ方まで、幅広いユーザーがいる」という。
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