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豪雨時、マンホールのフタが少し浮くのは「安全装置作動中」 静かな時ほど危険なことも メーカーがXで解説
豪雨時、マンホールのフタが少し浮くのは「安全装置作動中」で、落ち着けば元に戻ると解説。
8月21日に東京都内を襲た豪雨で、新宿エリアのマンホールのフタが下からの水圧で吹き飛び、水が噴水のように吹き出している様子が話題になった。
マンホールメーカーの長島鋳物(埼玉県)のXなどによると、耐用年数を超えたフタや、安全対策が不十分なフタの場合、こうした事態が起こり得るようだ。
一方で、最近の製品は、豪雨時などに下から圧力がかかっても、フタが少し浮いて外周から水や空気を流して圧力を逃がしつつ、フタは外れないようロックされる安全装置がついているという。
同社がマンホールのフタの安全装置について8月22日にXで解説したポストが、100万件以上表示されるなど、注目を浴びている。
ポストによると、豪雨時などにマンホールのフタが少し浮いて外周から水が出ている時は「安全装置が正常に作動し、管路内の圧力を開放している状態」。この状態は「落ち着くと元に戻る」という。
むしろ、「フタが外れてしまった時の方が水面が静かに見えることがある」とし、「冠水した道路を歩かなければならない時は十分ご注意下さい」と呼び掛けている。
耐用年数を超えているフタや安全対策が不十分なフタについては、「業界を挙げて交換を働きかけている」そうだ。
フタが吹き飛んだり割れてしまっている場合は、道路を管理している自治体の下水道課か国土交通省道路緊急ダイヤル「#9910」に連絡してほしいと呼び掛けている。国土交通省道路緊急ダイヤルにはLINEでも連絡できる。
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