検索
連載

キヤノン“新世代EOS R”の実力は? 「EOS R5 Mark II」はなかなかのモンスターマシンだった荻窪圭のデジカメレビュープラス(4/8 ページ)

キヤノンから“新世代EOS R”といっても過言じゃない「EOS R5 Mark II」が登場した。これがまた色々と新しく、なかなかのモンスターマシンに仕上がっているのだ。

Share
Tweet
LINE
Hatena

瞬間の撮影に強いR5 Mark II

 基本的な操作感や撮影操作はEOS R5と同等だ。EOS慣れしてない人は細かい操作に戸惑いそうなところもあるけどそれはしょうがない。

 上面に表示パネルがあり、その横にMODEボタン+ダイヤルがある。これで撮影モードを切り替える。


上面から。電源スイッチの位置が変わり、左肩は静止画と動画の切り替えダイヤルとなった

表示パネルはボタンを押すと表示内容を変えられる

 大きく変わったのは電源スイッチの位置だ。

 前モデルでは左肩にあったが、今回、そこが動画と静止画の切換レバーになり、電源はモードボタン+ダイヤルと同軸に。EOS R6→Mark IIのときと同じ変更だ。

 個人的には右手で完結する分使いやすい。


撮影中。右手側に必要な操作系が揃っているので慣れると使いやすい

 背面の構成は前モデルと同じ。モニターは伝統のバリアングル式。


背面から。EOSの伝統的なデザインだ。画面上の四角く囲ってあるのはタッチ操作できるボタン

 ではあれこれ撮ってみる。

 まずは標準ズームレンズともいえる24-105mmから。


「RF24-105mm F4 L IS USM」を装着。F4通しの扱いやすいズームレンズ

いつものガスタンクを24mmで。階調も描写力も特にいうことはない。WBはオートで(24-105mm 24mm 1/250秒 F11 ISO100)

 次は後ろ向いたひまわり。視線入力AFで。スティックを動かすのと視線入力とどっちが便利かは……被写界深度次第かな。ピントが浅いときはピンポイントで合わせたいし。視線だとどうしてもアバウトになる。


105mmでヒマワリを背中から(24-105mm 105mm 1/1000秒 F4.0 ISO100)

 人を撮るときは瞳AFが仕事をしてくれるから問題なし。左右の瞳のどっちに合わせるか、はスティックを使うか視線入力で指定できる。


薄曇りの下でポートレート(24-105mm 76mm 1/125秒 F4 ISO200)

 EOS R3に比べると視線入力の性能がすごく上がってるので使う人も増えるんじゃなかろうか。

Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.

ページトップに戻る