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メルカリ台湾進出、その名も「美露可利」 日本の商品を越境購入
メルカリは8月29日、台湾に住む人がWeb版「メルカリ」に会員登録し、日本で出品された商品を購入できるようにした。
メルカリは8月29日、台湾に住む人がWeb版「メルカリ」に会員登録し、日本で出品された商品を購入できるようにしたと発表した。繁体字中国語のユーザーインタフェース・台湾ドルの価格表示に対応した。台湾ではサービス名に「美露可利」(読み:メルカリ)を使う。
メルカリはこれまで、越境ECの購入代行サービスサイトを通じて、海外から商品を購入できるようにしていた。新たに、Web版「メルカリ」から商品を購入できる機能を台湾で提供する。
メルカリの越境取引で台湾は取引金額・取引件数ともに中国に次ぐ2位になっている他、現地でのリユース品に対する需要が高まっていることなどから、台湾進出を決めた。
同社は2024年8月、北米版メルカリで日本の商品を購入できる「Mercari × Japan」をスタートしている。
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