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「つけっ放し」と「節電」を考えたエアコン、東芝ライフスタイルが発売 「就寝時にもおすすめ」
東芝ライフスタイルは3日、長時間つけっ放しで冷房運転するニーズを考慮した新しい運転モード「弱冷房モード」を搭載するエアコン「DRシリーズ」9機種を発表した。
東芝ライフスタイルは9月3日、長時間つけっ放しで冷房運転するニーズを考慮した新しい運転モード「弱冷房モード」を搭載するエアコン「DRシリーズ」9機種を発表した。「就寝時など長時間つけっ放しにする際におすすめ」としている。
従来の運転モードは、一気に室温を設定温度以下にまで下げ、室温が上がってくると再び下げる断続運転となるのに対し、新しい弱冷房モードは控えめの冷房で消費電力を抑えながら、ゆっくりと部屋を冷やす。
快適な温度になるまでに時間はかかるものの、従来の運転に比べ、運転開始後3時間の消費電力量は約48%低減できるという。エアコンは一気に室温を下げる際に電力消費が上がるためだ。
また人の居場所を検知する「レーダー」機能を使って人の上半身周辺に風を当て続けることで、体感上の涼しさを保ちながら節電運転になるとしている。
ラインアップは、主に6畳用の「RAS-U221DR」から26畳用の「RAS-U802DR」まで9機種。いずれも自動フィルター掃除機能や紫外線を照射して熱交換器を除菌する「UVプレミアムクリーン除菌」などを搭載する。無線LANを介してスマートフォンやスマートスピーカーからの操作も可能だ。価格はすべてオープン。
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