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「iPhone 16」4モデル先行レビュー “差が縮まった”無印とPro、どれを選ぶべきか実機でチェックする(1/4 ページ)

2024年のiPhoneはどれを選ぶべきか? それとも買い替えは控えるべきか? iPhoneユーザーの多くが悩んでいるのではないだろうか。実機を触って筆者が感じたのは「iPhone 16がお買い得」「実はカメラが重要」「半年の時間を買うためのアップデート」という3点だ。

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 2024年のiPhoneはどれを選ぶべきか? それとも買い替えは控えるべきか? iPhoneユーザーの多くが悩んでいるのではないだろうか。

 実機のテストレポートをお送りする。そこから筆者が感じたのは「iPhone 16がお買い得」「実はカメラが重要」「半年の時間を買うためのアップデート」という3点だ。

 それはどういうことなのか? それぞれ見比べつつ考えてみよう。


iPhone 16 Plus(ピンク)と16(ウルトラマリン)

iPhone 16 Proと16 Pro Max。カラーはどちらもデザートチタニウム

16世代は「スタンダードとPro」の差が小さい

 仕様を比べてみると、24年のiPhoneは例年に比べ、「スタンダードモデル」と「Proモデル」の差が小さいのが分かる。

 従来、新インタフェースはProモデルから導入されていた。23年のiPhone 15 Proでは「アクションボタン」が、22年のiPhone 14 Proでは「ダイナミックアイランド」が組み込まれ、1年遅れでスタンダードモデルに入る……という形だった。23年はプロセッサについても、「A16 Bionic」と「A17 Pro」になっていて、世代が1つ違った。

 しかし今年は、新要素である「カメラコントロール」は全機種に搭載され、プロセッサも同じ「A18」世代である。

 デザイン的にみても、ディスプレイサイズが変わった「iPhone 16 Pro Max」を除くと変化はほとんどない。


左がiPhone 16 Plus、右が16

左がiPhone 16 Pro、右が16 Pro Max

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