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Microsoft、買い切り版「Office Home 2024」を3万4480円で発売
Microsoftはコンシューマー向けの買い切り版「Office 2024」を発売した。「Office Home 2024」は3万4480円、「Office Home & Business 2024」は4万3980円だ。
米Microsoftは10月1日(現地時間)、予告していたコンシューマー向け買い切り版「Office 2024」を発売したと発表した。
日本での販売価格は「Office Home 2024」は3万4480円、「Outlook」も利用可能な「Office Home & Business 2024」は4万3980円だ(米国ではそれぞれ、149.99ドル、249.99ドル)。
これらは、サブスクリプション制の「Microsoft 365」に加入したくないユーザー向けのスタンドアロンスイートだ。企業顧客向けは既に提供していた。(以下、買い切り版、永久ライセンス版のOfficeをOffice 2024とする。)
Office 2024より前の買い切り版は2021年にリリースされた。Office 2024には、Windows 10からWindows 11で変化したUIなどが反映され、アクセシビリティも改善された。
ExcelにIMAGE関数など多数の関数が追加され、全体的な速度と安定性も向上するとMicrosoftは説明している。
一般ユーザー向けOffice 2024は、2台のWindows PCまたはMacにインストール可能だ。要件は以下の画像を参照されたい。
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