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YouTubeショート、60秒→180秒(3分)ほか新機能追加
YouTubeで、最長3分のショート動画が作成できるようになる。これまでは最長60秒までだった。より長いショート動画はクリエイターからの要望が最も多い機能だったという。
米Google傘下のYouTubeは10月3日(現地時間)、ショート動画「YouTubeショート」の長さ上限を従来の60秒から180秒(3分)に変更すると発表した。15日以降にアップロードできるようになる。
60秒以上のショート動画は、クリエイターからの要望が最も多かった機能という。この変更は、アスペクト比が正方形または縦長の動画に適用される。3分間のショート動画でも、従来のショート動画と同様に収益化が可能だ。
また、クリエイター向けに新しいテンプレート機能を追加する。他のユーザーのショート動画を参考にして、動画を作成できる。
真似したいショート動画で「Remix」をタップしてテンプレートを試し、「Use this template」を選択すれば、独自のアレンジを追加できる。
向こう数カ月中に、ショート動画のカメラから直接YouTubeの動画をリミックスできるようになる。複数のクリップを組み合わせて、より創造的なショート動画を作成できるようになるという。
視聴者向けでは、モバイル版YouTubeアプリで新たにショート動画のトレンドページと、ホームフィードに表示されるショート動画の数を一時的に減らすオプションが追加される。
ショート動画の表示を減らすには、ホーム フィードのショート動画グリッドの右上にある縦3点メニューをクリックして選択できる。
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