速報
YouTube、有料視聴者限定ショート動画の追加でクリエイター収益化促進
YouTubeはクリエイター向けに、有料サブスクユーザー限定でショート動画を提供できるようにする機能を追加した。すべてのYPPメンバーが利用可能だ。YouTubeはショート動画が1日当たり700億回再生されているとしている。
米Google傘下のYouTubeは3月27日(現地時間)、クリエイター向けに、チャンネルの有料サブスクリプションユーザー限定でショートを提供できる新機能を追加したと発表した。同日からYouTubeパートナープログラム(YPP)の全メンバーが利用可能になる。
クリエイターはショートのアップロードのプロセスで「メンバー限定」を選択できるようになる。メンバー限定ショートはサムネイルに星のアイコンが表示されて非サブスクユーザーは視聴できず、サブスクを促されるので、新たなチャンネル加入者を増やすツールになりそうだ。
YouTubeは28日、ショートの立ち上げから約1年の現在、ショートはアプリ内で1日当たり700億回再生されており、YPPチャンネルの25%以上がショートでの収益分配を通じて収益化していると発表した。
関連記事
- YouTube、収益化条件緩和 登録者500人でスパチャ可能に
YouTubeは、クリエイター向け収益化プログラムのうち、「Super Chat」(スパチャ)など課金機能について、参加条件を緩和した。 - YouTube、TikTok対抗「ショート動画」のクリエイター収益化に本腰
YouTubeは、TikTok対抗の「ショート動画」のクリエイター収益化に本腰を入れる。パートナープログラム申請の条件を広げ、広告収益の分配を始める。ショート動画広告収益の45%を合計視聴回数ベースで分配する。 - 「YouTube収益化の新しい規約を確認して」 配信者・クリエイター狙う詐欺メール Googleが注意喚起
YouTubeをかたるフィッシングメールを確認したとして、グーグルが注意喚起。収益化に関する規約が新しくなったなどと偽り、不審なファイルのダウンロードを促すという。 - YouTubeショート、広告による収益化が2月1日にスタート
YouTubeはTikTokのようなショート動画「YouTubeショート」の広告による収益分配を開始すると発表した。2月1日にこれまでのファンドによる収益化は終了し、広告収益分配が始まる。対象になるには、新たなパートナープログラム規定への同意が必要だ。
関連リンク
Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.