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YouTube、収益化条件緩和 登録者500人でスパチャ可能に
YouTubeは、クリエイター向け収益化プログラムのうち、「Super Chat」(スパチャ)など課金機能について、参加条件を緩和した。
YouTubeは10月3日、クリエイター向け収益化プログラム「YouTubeパートナープログラム」(YPP)のうち、「Super Chat」(通称スパチャ)など課金機能について、参加条件を緩和した。これまでチャンネル登録者数が1000人必要だったが、500人に減らすなどした。米国などで6月に始めた施策を日本にも広げた。
対象は、視聴者が配信者を応援する機能「Super Chat」「Super Stickers」「Super Thanks」と、月額制特典「チャンネル メンバーシップ」、商品を販売できる「ショッピング」(一部機能のみ)。広告収益などは対象外。
必要なチャンネル登録者数が減った一方で、新たな条件として、「過去90日間に最低3回の動画を公開していること」が加わった。加えて、通常動画の場合は過去1年間公開分の総再生時間が3000時間(4000時間から緩和)、ショート動画なら過去90日間の再生回数が300万回必要(1000万回から緩和)。
また新たに、学習系コンテンツ向けの再生リストを有料/無料で提供できる「コース」機能も、一部クリエイター向けに提供を始めた。有料コースを購入した視聴者は、広告なしでコースを視聴できる。
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