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新型コロナ「レプリコンワクチン」めぐりデマ拡散 Meiji Seikaファルマ、Xアカウント開設で情報発信へ
Meiji Seikaファルマは、次世代mRNAワクチン(レプリコン)「コスタイベ筋注用」をめぐり、SNSなどで科学的根拠のない主張やデマが相次いで投稿されているとし、情報発信のためのXアカウントを開設した。
明治グループの医薬品事業会社Meiji Seikaファルマは、次世代mRNAワクチン(レプリコン)「コスタイベ筋注用」をめぐり、SNSなどで科学的根拠のない主張やデマが相次いで投稿されているとし、情報発信のためのXアカウントを10月11日に開設した。15日午前時点で、開設を知らせる内容のみ投稿されている。
コスタイベ筋注用は、新型コロナウイルスのオミクロン株(JN.1系統)に対応したワクチン。9月に厚生労働省から承認され、10月にスタートする2024年度の定期接種で提供される。
Xでは、mRNAワクチンにあたかも健康被害があるかのような投稿が拡散されているが、同社は「コスタイベ筋注用は、約1万8000人を対象に国内外で実施した複数のランダム化比較試験で得られた信頼性の高いエビデンスに基づいて有効性・安全性が確認されている」とし、悪質なデマと戦う姿勢を見せている。
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