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Xのブロック機能や規約の変更後、Blueskyに50万人の新規ユーザー
Blueskyは、新規ユーザーが1日で50万人増えたとXで報告した。Xがブロック機能、利用規約、プライバシーポリシーを変更した後だ。Blueskyではブロック相手は投稿を見られなくなるとアピールした。
米Blueskyは10月18日(現地時間)、新規ユーザーが1日で50万人増えたと、米XとBluesky上の、それぞれの公式アカウントで発表した。
競合するXは16日、ブロック機能の変更およびサービス利用規約とユーザーポリシーの変更を発表しており、その後Blueskyの新規ユーザー数が急増した。
Xのブロック機能の変更では、ブロックしても公開ポストはブロックした相手からも見えるようになる。Xの変更にユーザーが反発し、Blueskyに流入している可能性がある。
BlueskyはXの公式アカウントで、「Blueskyで人をブロックすると、その人はあなたの投稿を見たりあなたとやり取りしたりできなくなります」とポストした。
また、米AppleのApp Storeの日本版でBlueskyアプリが首位になったことを日本語でポストした。2位はやはりXと競合する米MetaのThreadsアプリだ。
Blueskyは9月には、Xがブラジルで一時的に業務停止になった際、新規ユーザーが4日間で200万人増加した。
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