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ゴミが床にくっつかないの? ミストを吹きかけながら吸引する新型スティック掃除機の不思議、パナソニックに聞いてみた知らないと損!?業界最前線(4/5 ページ)

パナソニックから、加湿器のようなミストがヘッドから吹き出すコードレススティック掃除機が登場した。常時ミストを吹き出しながら掃除をすることで、より多くの微細なゴミが取り除けるという。ミストを出すことでより多くのゴミを吸えるとは、どういう仕組みなのか。担当者に話を聞いた。

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フローリングのざらざら感が軽減

 実際にマイクロミスト掃除機を使ってみた。クリーンドックから取り外し、ハンドル上部にある電源ボタンを押し、吸引が始まるとすぐにヘッドからはミストが吹き出し始めた。ミストはまっすぐ勢いよく出るのではなく、ヘッドの周りに漂うような出方だった。あとは通常の掃除と同じように前後に動かして、掃除を行う。


電源を入れるとミストが吹き出す。スチームのような勢いはなくヘッド周囲を漂っていた

 ヘッドには自律走行するローラーが搭載されており、動きはスムーズ。V字構造で髪の毛などが絡みにくい「からまないブラシPlus」も採用している。


「からまないブラシPlus」は、V字構造で中央に毛を集め、ヘッド内側に配置されたヘラのような“リブ”でそぎ落とすことで、毛などがブラシに絡みにくいという

 テスト用にあえて汚れをつけたフローリングで掃除してみたところ、掃除前にわずかに感じたざらざら感が軽減したように感じられた。また、水拭きのようなベチャッと濡れた状態にもならなかった。ミストは電源が入っている間は常時出っぱなしになるが、ヘッドのスイッチでオフにもできる。

 ミスト用の水はヘッドの給水タンクを取り外して入れる必要がある。タンクは25mlで、約16〜28分間、ミストが利用できる仕組みだ。掃除のたびにタンクに水を入れるのはひと手間だが、微細な汚れを効率的に除去するためと考えると許容範囲だ。

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