地味ハロウィンで「インプレゾンビ」をやりたかった:NEWS Weekly Top10
10月最後の日曜日となった27日に、ハロウィンの仮装をした読者の方もいたかもしれない。筆者は、Webメディアの「デイリーポータルZ」が主催する「地味ハロウィン」イベントに小3の息子と参加する予定で準備していたが、体調不良でかなわなかった。
ITmedia NEWS Weekly AccessTop10
10月19〜25日秋真っ盛りの時期なのに、妙に暑かった先週。アクセス1位には面白い記事が入った。
国立遺伝学研究所が、ハッカー集団から「データを窃取したから身代金を支払え」と脅されたが、肝心のデータはもともと誰でも無料でダウンロードできるものだった、という内容だ。
ランサムウェアを使って内部データを窃取し、身代金を要求する攻撃が急増している。だが、ハッカー集団の言い分が必ずしも正しいとは限らず、盗んだと主張するデータが偽物のケースもある。ハッカー集団による犯行声明などをメディアが扱う際に、うのみにしてはいけないことが改めて証明されたと感じた。
地味ハロウィンで「インプレゾンビ」をやりたかった
さて、10月最後の日曜日となった27日に、ハロウィンの仮装をした読者の方もいたかもしれない。
筆者は、Webメディアの「デイリーポータルZ」が主催する「地味ハロウィン」イベントに小3の息子と参加する予定で準備していたが、体調不良でかなわなかった。
地味ハロウィンとは、お化けや魔女などのハロウィン定番の仮装ではなく、身近な人やシチュエーションを再現した“地味な”仮装で集まるイベントだ。デイリーポータルZが2014年にスタートし、今やネットのハロウィンの定番になった。
例えば「本社から現場に来た人」「区役所で戸籍出してくれる人」「無印のカタログに載ってる家族」など、「あーー、言われてみれば!」な地味な仮装をすることで、ハロウィンの派手な仮装に引け目を感じる人でも仮装を楽しめる、という趣旨だ。
筆者は今回初めて地味ハロウィンに参加しようと準備していた。自分と小3の息子の2人で「インプレゾンビ」をやろうと思ったのだ。
筆者は元ポスト、息子はゾンビの役。画像と顔はめパネルを作り、あとは貼り付けるだけ……というところまで来ていたのだが、親子で体調を崩して無念の辞退となった。
デイリーポータルの“本家”地味ハロウィンイベントでは今回も「ライブの最前列にある柵を支えるバイト」「親の若い頃」「サカバンバスピス」など、絶妙な仮装が集まった。筆者はライブ配信で見ていたのだが、日常のクリエイテビティが最高だった。
デイリーポータルZは「地味ハロウィン」を商標登録しておらず、学校や地域、会社などでも自由にやってほしいそうだ。普通のハロウィンイベントが苦手な方も、地味ハロウィンなら楽しめるかも?
Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.
関連記事
「定年まで逃げ切れなかった」デイリーポータルZ独立 林さんに聞く不安と希望「もう一度、インターネットらしく」
あの「デイリーポータルZ」がついに独立。東急グループ傘下から、編集長の林雄司さんの1人会社に譲渡される。今後も赤字の見通しだが、いろいろ大丈夫なのか、赤裸々に聞いてきた。
独立した「デイリーポータルZ」黒字化 サイト22年の歴史で(ほぼ)初
今年1月に独立した「デイリーポータルZ」が、約3カ月で黒字化した。過去に黒字だったのは2010年6月のひと月だけ。それ以前も以降もずっと赤字運営だったが、今回初めて、黒字が数カ月続いている。
「デイリーポータルZ」独立 編集長・林雄司さんの新会社に譲渡 屋根はなくなるが、より自由に
「デイリーポータルZ」が独立。編集長の林雄司氏が代表を務める「デイリーポータルZ株式会社」に譲渡へ。現状、月100万円の赤字だが、運営は大丈夫か!?
無理ゲーすぎ! 「婚活中の僕(実在)との恋愛ゲーム」公開、100問正解必須
クリスマス前にSNSで衝撃のサービスを発見した。「デートシミュレーター 佐藤翔 100の質問」だ。Webデザイナーの佐藤翔さん(38)が開発した、独身女性向けのゲームで、100の質問に答えて全問正解すれば、佐藤さんと相性がピッタリだと分かるという。
ハロウィーン記念イラストに“AI疑惑” 成人PCソフトブランドが否定する事態に 「生成AIによるイラストではない」
Xに投稿した画像はAIイラストではない──成人PCソフトブランド「オーガスト」を展開する葉月は、そんな声明を公式Xアカウント(@august_soft)で発表した。

