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個人情報10万件、クレカ情報5万8000件が流出か 紅茶専門店の通販サイトでペイメントアプリ改ざん
紅茶専門店「カレルチャペック紅茶店」を手掛けるカレルチャペックは、公式通販サイトから個人情報10万3289件とクレジットカード情報5万8407件が流出した可能性がある発表した。
紅茶専門店「カレルチャペック紅茶店」を手掛けるカレルチャペック(東京都渋谷区)は10月30日、公式通販サイトから、個人情報10万3289件とクレジットカード情報5万8407件が流出した可能性があると発表した。第三者による不正アクセスを受け、ペイメントアプリが改ざんされたという。
流出した可能性のある個人情報は、2020年4月26日〜24年5月21日の期間中に、公式通販サイトに会員登録したユーザー10万3289人の氏名、住所、電話番号、生年月日、メールアドレス、ログインID、ログインパスワード、配送先情報。
同期間に同公式通販サイトでクレジットカード決済したユーザー5万8407人のカード名義人名、カード番号、有効期限、セキュリティコードも流出した可能性がある。人数は、複数回クレジット決済したユーザーを含めた延べ人数。
対象となるユーザーには、電子メールで個別に連絡する。電子メールが届かなかった場合は、改めて郵送で連絡するとしている。
5月22日にシステム会社からクレジットカード情報が漏えいしている可能性があると連絡を受け、30日から公式通販サイトを停止している。公式通販サイトは新システムで再開する予定。
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