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「面白いんだけど……」 βテストが大盛況「モンハンワイルズ」を遊んだマンガ家が感じた魅力と“とっつきにくさ”サダタローのゆるっとマンガ劇場(1/7 ページ)

25年2月発売予定の新作ゲーム「モンスターハンターワイルズ」が11月4日までオープンβテストを実施しています。グラフィックがきれいで「こんがり肉」も美味しそう。ただハードルの高さも感じてしまいました。

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 2025年2月28日に発売予定の新作ゲーム「モンスターハンターワイルズ」が11月4日までオープンβテストを実施しています。前作の「モンスターハンターライズ:サンブレイク」を少しプレイしただけの初心者ハンターのボクも、10月下旬に行われたPlayStation Plus加入者のみ限定の先行プレイに参加してみました。


「モンスターハンターワイルズ」 ©CAPCOM

 遊んでみた最初の印象は、とにかくグラフィックがきれいだということ。様々なモンスターがそれぞれの暮らしを営んでいるモンハンワイルズのフィールドは、遠景もきれいに見渡せてただ走っているだけでも楽しいです。

 それに何といっても料理や「こんがり肉」がとてもおいしそう! 今回のこんがり肉はスタミナだけではなく体力の上限も増加できてお得感マシマシなので、そのグラフィックも含め、焼きがいがありそうです。

 マップやモンスターが増えたのはもちろん、ハンターの武器にも新たなアクションが追加されており、これまでのシリーズとは違う戦い方が求められそうです。そんな新要素の中で個人的に一番のお気に入りは「集中モード」というシステム。モンスターの特定の部位を攻撃し続けることで傷をつけ、そこを集中モードで狙うことで一撃で傷口破壊を起こすことができます。初心者のボクにとっては、難しいことを考えなくても攻撃していれば弱点を生み出せるこのシステムはとても遊びやすいと感じました。

 遊びやすさでいうと、視覚的・聴覚的サポートが必要な人や蜘蛛恐怖症の人にまで配慮されたゲーム設定や、NPCのサポートハンターを呼べる救難信号システム等、至れり尽くせりです。キャラクリエイトの自由度も高く、たくさんの人がSNSで自作のキャラをアップして盛り上がっている印象です。さすがは人気シリーズの最新作だなと感じました。

 一方、モンハンに慣れているとはいえないボクにとっては、マルチプレイや各武器の使い方に関する細かな部分が分かりにくく、遊んでいて不便でした。モンハン独特のアイテム周りのUI(ユーザーインタフェース)も相変わらず慣れるまでは使いにくいです。前作を遊んだ時にも感じた、初心者に対するハードルの高さは正直今回のβ版でも同様でしたが、これはもう長く続く人気シリーズでは仕方のないことなのかもしれません。

 それでもモンハンシリーズが好きなハンターの方々にとっては間違いなく今作も満足のいくものになっていると思います。現在のオープンβテストは、PS5、Xbox Series X|S、PC(Steam)が対象で、期間は4日の午前11時59分まで。製品版の発売前に、皆さんもひと狩り行ってみてください。


©CAPCOM

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