速報
Mozilla Foundation、従業員の30%を解雇
Mozillaの非営利部門であるMozilla Foundationは従業員の30%を解雇したと、TechCrunchが報じた。広報担当者は「敏捷性と影響力を高めるためにチームを再編」し、関連担当者が対象になったと述べた。
Mozillaの非営利部門であるMozilla Foundationは従業員の30%を解雇したと、米TechCrunchが11月5日(現地時間)、Mozilla Foundationからのコメントを添えて報じた。
Mozilla Foundationの広報責任者は「よりオープンで公平な技術的未来の実現を加速させる中で、敏捷性と影響力を高めるためにチームを再編している」とし、取り組みの一部を終了して関連する担当者を解雇したと説明した。
解雇された人数の正確な確認はされていないが「現在のチームの約30%」と語った。
シニアデジタルプロデューサーを務めるマーク・ウォルシュ氏はXへのポストで、解雇されてしまった才能ある従業員のディレクトリへのリンクを公開し、採用を呼びかけた。
Mozilla Foundationの子会社で、「Firefox」や「Thunderbird」などの開発プロジェクトを統括するMozilla Corporationも、2月に約60人の従業員をレイオフした。
Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.
関連記事
Dropbox、従業員の約20%(528人)を削減
Dropboxは、従業員の約20%に当たる528人を削減すると発表した。ヒューストンCEOは、過剰投資した分野を削減し、よりフラットで効率的なチーム構造を設計すると説明した。
Intel、2期連続の最終赤字で約1万5000人の人員削減発表
AIの取り組みが奏功して快調なAMDとQualcommと異なり、Intelの4月〜6月期は減収、2期連続の赤字となった。ゲルシンガーCEOは年内に1万5000人を削減する計画を発表した。
Mozillaのミッチェル氏、CEOを退任し会長に 「AIの未来はMozillaにとってのチャンス」
Mozilla Corporationで2020年からCEOを兼任してきたミッチェル・ベイカー会長が会長に専念すると発表した。後任は3年前に取締役に就任したローラ・チェンバース氏。AIの未来を手に入れるために誰もが争う地殻変動はMozillaにとってチャンスだとチェンバース氏。
Apple、Google、Microsoft、MozillaがWebブラウザベンチ「Speedo 3.0」リリース
Apple、Google、Microsoft、Mozillaは、共同開発したWebベンチマークツール「Speedometer 3.0」のリリースを発表した。主要ブラウザエンジンBlink、Gecko、WebKitを搭載するWebブラウザのテストが可能だ。
