コラム
11月15日は祝日──じゃない Googleカレンダーのまやかしに要注意:明日から使えるITトリビア
いまチェックしているのが「Googleカレンダー」や、それと連携しているサービスなら、ちょっと気を付けた方がいい。
記事のタイトルを見て、カレンダーを確認したあなた。いまチェックしているのが「Googleカレンダー」や、それと連携しているサービスなら、ちょっと気を付けた方がいい。デフォルト設定の場合、本来祝日ではない2024年11月15日が、まるで祝日のように表記されているからだ。
11月15日は七五三の日。めでたい日ではあるが、祝日ではなく、仕事は休みにならない。連携機能を持つカレンダーサービス運営各社などがそれぞれ告知しているところによれば、原因はGoogleカレンダー側の仕様変更。単に行事がある日も祝日のように表示される変更があったという。
実際、2024年12月25日のクリスマスなども祝日のように表示される。iPhoneのカレンダーでも、Gmailのアカウントと連携している場合は、同様の表示になるので注意が必要だ。
解決策は簡単。Windowsの場合は「他のカレンダー」枠にある「日本の祝日」の設定ページから「地域限定の祝日」を選択。「日本の祝日」欄にある「その他の行事」のチェックを外せばOKだ。
スマートフォンアプリの場合、「七五三」などの予定をタップすれば「祝日」画面に遷移できるので、そのまま「日本」→「日本」と選択。「祝日およびその他の休日」になっている設定を「祝日のみ」に変更すれば解決する。アプリ内の「設定」から「祝日」画面に入ることも可能だ。確認を忘れて、営業日に寝坊してしまった……なんてことのないように。
Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.
関連記事
スマホのカレンダーは何年先まで表示できるのか? 試してみたら異界に迷い込んだ
iPadのカレンダーアプリの終わりはどこまであるのだろう? 軽い気持ちでカレンダーアプリの終わりを探す検証を始めたが、そこで待っていたのは人が決して立ち入ってはいけない“禁足地”だった。
日本のGoogle Doodleは「父の日」、「Juneteenth」を検索すると……
2022年の6月19日は「父の日」。Google検索ページのロゴは父の日を祝う特別版になった。米国では6月19日は奴隷解放記念日の「Juneteenth」。「Juneteenth」を検索すると奴隷解放を祝うエフェクトが表示される。
「本番環境などでやらかしちゃった人」アドベントカレンダーが今年もやってきた 「本番サーバー60台のホスト名を全部catにしてしまった話」など
ITエンジニアの“やらかし”をアドベントカレンダー形式で共有する「本番環境などでやらかしちゃった人 Advent Calendar 2023」が12月1日にスタートした。「本番サーバー60台のホスト名を全部catにしてしまった話」など、2023年もパンチの効いたエピソードが出てきている。
Googleの「タスク」と「リマインダー」がついに(ほぼ)統合される
Googleは、Googleアシスタントとカレンダーアプリで作成する「リマインダー」を「ToDoリスト」のタスクに統合する。今後数カ月以内に実施するとしている。「Google Keep」のリマインダーはそのままだ。




