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LINE、絵文字を7年ぶりに刷新 “無言で圧をかけるような表現”や“虚無感のある表情”などの人気受け
LINEヤフーは、メッセージアプリ「LINE」のトークで使用できるデフォルトの絵文字を7年ぶりにリニューアルすると発表した。
LINEヤフーは11月20日、メッセージアプリ「LINE」のトークで使用できるデフォルトの絵文字を7年ぶりにリニューアルすると発表した。新しい表情やキャラクターなどを追加するという。25日から順次実装予定。
LINEのオリジナルキャラクター「ブラウン」や「コニー」などに新しい表情を追加する他、2つの異なる絵文字をつなげて利用できるデザインも増やす。また、人気クリエイターが描き下ろしたキャラクターも登場するという。
同社は、リニューアルの背景について「LINEでは、長年ポジティブな表現が多く利用されてきたが、ここ数年は“無言で圧をかけるような表現”や“虚無感のある表情”といった、言葉にしにくい感情を表現するスタンプも人気の傾向にある」と説明する。こうした変化を受け、トレンドの表現を増やすとしている。
なお、これまで提供していたデフォルトの絵文字も、25日に公開予定のLINEスタンプ公式ブログからダウンロードすることで、引き続き利用できるとしている。
LINE絵文字は、テキストに添える絵文字として利用できる他、単体で送信するとスタンプとして使うこともできる。
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