Teamsに音声同時通訳機能 Microsoft 365 Copilotの新機能として
米Microsoftは米イリノイ州シカゴで開催中のイベント「Microsoft Ignite 2024」で、Microsoft 365 Copilotの新機能として音声同時通訳の提供を発表しました。
この記事は新野淳一氏のブログ「Publickey」に掲載された「[速報]マイクロソフト、Microsoft 365 Copilotの新機能として音声同時通訳を提供、Teamsで利用可能に」(2024年11月19日掲載)を、ITmedia NEWS編集部で一部編集し、転載したものです。
米Microsoftは米イリノイ州シカゴで開催中のイベント「Microsoft Ignite 2024」で、Microsoft 365 Copilotの新機能として音声同時通訳の提供を発表しました。
Microsoft 365 Copilotの音声同時通訳機能はTeamsで利用可能となります。
Teamsの右上にある設定ボタンから音声同時通訳機能を利用するための「Language and Speach」メニューが用意され、中国語、英語、フランス語、ドイツ語、イタリア語、日本語、韓国語、ポルトガル語、スペイン語の9言語を選択できるようになります。
言語を選択すると、Teamsの画面中での話者の左上に「Interpreting」(通訳中)と表示された上で、発言内容が選択した言語にリアルタイムで翻訳され、音声として聞こえてきます。
話者の音声をシミュレートすることで、まるで話者が翻訳された言語で話しているようにすることも可能と説明されています。
音声同時通訳の機能は来年(2025年)初頭にプレビューとして提供される予定です。
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