集英社は11月20日、「週刊少年ジャンプ」公式の無料マンガ制作アプリ「ジャンプPAINT」に、小中学生向けのマンガの描き方ガイドを実装した。「少年ジャンプ+」編集部と「りぼん」編集部が合同で監修したという。
「僕のヒーローアカデミア」(作:堀越耕平)や、「初×婚」(作:黒崎みのり)による実際の作品ページを基に、ペンやトーンの選び方、ベタ塗り、執筆までを体験できるガイド。小中学生だけでなく、初めてマンガを描く人にも使いやすいという。
近年「りぼん小学生まんが大賞」「りぼん×ジャンプ 小学生マンガ大賞」の受賞者にデジタルツールを使っている人も出てきているが、小中学生向けのマンガ作成アプリの使い方をガイドは少ないとして、ガイドを実装した。
ジャンプPAINTは、同社とメディバンペイントが共同開発した、PCやタブレット、スマートフォンでマンガが描ける無料ペイントツール。
Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.
関連記事
漫画家びっくり「ジャンプ」新原稿料公開 読者は「これって高いの?」と困惑
「週刊少年ジャンプ」の原稿料を改訂してXで公開し、注目を集めている。モノクロ1ページ2万900円〜、カラー1ページ3万1350円〜は高いのか安いのか?
「少年ジャンプ+」読切も英訳、日本語版と同時に世界配信スタート
集英社は、漫画アプリ「少年ジャンプ+」で公開される読切作品を、英語に翻訳して「MANGA Plus by SHUEISHA」を通じて全世界(日本・中国・韓国を除く)で同時公開する試みを始めた。
ジャンプの縦読みマンガアプリ「ジャンプTOON」登場 まずは28作品配信 “タテ専用”の投稿サービスも
集英社は縦読みマンガアプリ「ジャンプ TOON」の提供を開始した。サービス開始時は「ハイキュー!!」などの人気作品のタテカラー版やオリジナル作品など28作品を掲載する。毎日4作品以上を更新し、新連載も随時開始する予定。


