イオンカード、不正利用に関するテレビ報道受け声明 「一日も早く安心してもらえる環境整備に努める」
イオンカードは、クレジットカード「イオンカード」の不正利用に関するテレビ報道を受けて声明を発表した。
イオンカードは11月21日、クレジットカード「イオンカード」の不正利用に関するテレビ報道を受けて声明を発表した。同日、テレビ朝日はテレビ番組「グッド!モーニング」内で「クレカ止めても不正利用止まらず」という特集企画でイオンカードを取り上げていた。これを受け、イオンカードは「全社をあげて一日も早く安心してもらえる環境整備に努める」と表明した。
番組内では、イオンカードで不正利用にあった男性の事例を紹介。8月にカード利用を停止したが、9月以降も不正利用が続いていた例を紹介し、イオンカードが謝罪していた。また番組では、この不正利用の原因であるオフライン決済について「正規の利用なのか調査するのに時間がかかっている」など、その背景を解説していた。
この報道を受けてイオンカードは、利用者の被害状況について「フィッシングメールの急増により被害にあった利用者が多くいる」と説明。「弊社からのメールやSMSにおいて、カード番号や有効期限、セキュリティコードなどの入力を依頼することはない」と注意喚起した。
また、テレビ報道が取り上げた犯罪行為「クレジットマスター」(カード番号の規則性を悪用し、他人のカード番号を割り出す行為)については「24時間の監視・モニタリング体制、本人認証サービスの導入などのセキュリティ対策を実施している」と述べた。
「お客さまにご負担をお掛けしないため、サービスの品質向上に努めてまいります。今後も具体的な改善情報を継続的に発信してまいります。お客さまにおかれましては、引き続きのご理解とご協力をお願い申し上げます」(イオンカード)
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