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スマホと衛星の直接通信、KDDIは25年春ごろ本格提供へ 年内にβ版サービス開始
KDDIは25日、スマートフォンと衛星が直接通信するサービスを2025年の春ごろから本格提供する方針を示した。年内に一部のユーザーを対象にβ版サービスを提供する。
KDDIは12月25日、スマートフォンと衛星が直接通信するサービスを2025年の春ごろから本格提供する方針を示した。同日、Starlink衛星から電波を発射し、年内に一部のユーザーを対象にβ版サービスを提供する。
24日までに総務省から携帯電話端末で衛星直接通信を行うための免許の交付、米国連邦通信委員会(FCC)から商用ライセンスに基づくStarlink衛星の電波発射の許可を受けた。β版サービスを通じて全国各地で技術検証を行い、2025年春ごろから本格提供する。
KDDIは「auスマートフォンがStarlink衛星と直接つながり、空が見える状況であれば圏外エリアでもテキストメッセージの送受信が可能になる」としている。
KDDIは23年8月に米SpaceXとの業務提携を発表。今年10月にはStarlink衛星とauスマートフォンの直接通信するサービスの実証実験に成功し、圏外と表示されているスマホからSMSを送受信する様子を公開していた。
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