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年末の大掃除で注意したい、テレビや冷蔵庫のNGお手入れ パナソニックが教える、適切な「家電の大掃除」とは(2/3 ページ)

パナソニックが家電をお手入れする際に役立つコツや、注意すべきポイントを紹介している。家電の寿命をより長くし、消費電力の軽減にも役立つという。大掃除の参考にしてみてほしい。

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冷蔵庫の掃除 クーラーボックスが便利?

 パナソニックは冷蔵庫の掃除をする際、クーラーボックスや発泡スチロールの箱を用意することを勧めている。庫内の食品を外に出し、保冷剤とともにクーラーボックスなどで一時保管することで、冷蔵庫を効率良く掃除できるという。

 掃除を始める際は、まず電源プラグを抜く。使っていいのは、台所用洗剤(中性)や、柔らかい布・スポンジ、掃除機など。一方、中性以外の台所用洗剤や塩素系漂白剤、アルコール、たわしなどは、表面を傷つけたり、プラスチックの部品を割れやすくするおそれがあるため、使ってはいけない。


冷蔵庫の掃除で使ってよいものとNGなもの

 トレイやドア棚、ケースなど取り外せるパーツは水洗いをする。汚れがひどい場合は台所用洗剤(中性)を使う。乾いた布で水気をよく拭き取ってから庫内に戻すが、樹脂製の部品が変形する可能性があるため、食器洗い乾燥機に入れるのはNGだ。

 自動製氷機の給水タンクや浄水フィルターがある場合、それらも取り外して水洗いする。なおパーツの取り外しは、取り外せないパーツを無理に外さないよう、必ず取扱説明書を読んでから行う。

 パーツを外した冷蔵庫内の掃除は、ぬるま湯で水拭きが基本。隙間の汚れには柔らかいブラシなどを使う。ドアパッキンの汚れはそのまま放置すると劣化を引き起こし、冷気漏れの原因になるため、湿らせた布で拭いた後、水分が残らないよう空拭きすることを勧めている。

 冷蔵庫の周辺などの掃除も必要だ。冷蔵庫の周辺にホコリがたまると放熱妨害の原因になり、電気の無駄使いや故障につながる。また、コンセントにホコリがたまった状態で放置すると、火災や感電の原因にもなる。コンセントから電気プラグを抜いたことを確認し、乾いた布や掃除機などで掃除するよう呼び掛けている。

 なお年に1回の大掃除だけでなく、定期的な清掃も大切とのこと。庫内のトレイなどは3カ月に1回、給水タンクは1週間に1回程度の頻度で掃除することを推奨している。

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